ありがとう、Tさん!
2014年4月25日 崎本 とし子 とし子からの手紙
うれしかったことを書き留めておきたいと思います。
21日の市民公開講座でのことです。久しぶりに再会した人がいました。Tさんです。わざわざ私の話を聞きに来てくださったその人は、市の職員でかつて保健福祉局の課長をしていた人でした。
私は議員として、彼は担当課長として、ともに真剣に市民のことを考え、「いのち」のことを考えていました。
当時、岡山市の国民健康保険料は負担の限度を超えており、滞納者が増えていました。政令市でも高い位置にあり、私はあらゆる資料で、その現実を示し、負担軽減を求めていました。岡山市は1円も政策繰り入れをしていなかったのです。
様々な議論と運動の結果、初めて2億円余の政策繰り入れを岡山市は決断します。それ以来今日まで7年続けて保険料は据え置きになっています。Tさんはその初めての予算をつくってくれた人です。
久しぶりにお会いして、「その節は本当にありがとうございました。あれから・・・ずっと保険料は据え置きですね。」と声をかけると、「あの時は信念をもってやらせていただきました。」との返事が・・・・。感動しました。
そういう心ある職員によって、市民のいのちは支えられています。公務員の誇りをもって働いている人がいるから、岡山市は「市民の役に立つところ」(市・役・所)なのですね。
これからもお元気でご活躍ください。いい仕事をなさったことを私は忘れません!本当にありがとう!