愛媛の「伊予かん」
2014年4月8日 崎本 とし子 とし子からの手紙
私の実家は愛媛県大洲市です。実家はみかん農家でしたが、オレンジの輸入自由化などで経営が大変になりました。それでもいろいろな工夫をして、キウイフルーツにかえたり、紅マドンナをつくったりしてきましたが、母が高齢になり、もうみかんづくりを止めようか…という状況です。
先日、伊予かんを送ってくれました。これがおいしいのです。ジューシーで、孫たちもパクパク食べています。「手入れをしていないので、小さい・・」と母はこぼしていましたが、消毒をせずいい味の伊予かんは最高です。
地産地消でスローな暮らしが一番です。「日本の食料は日本の大地から」というのがいい!
作り手がいなくなったら食糧生産はできません。農業は大事です。アメリカ主導のTPP交渉は止めて、本気で自国の食料生産を増やせるように頑張るべきですよね。食べることを自分でまかなえる国にしないとよその国の人々の食料を横取りすることになります。
世界では飢えている子どもたちが大勢います。「お金」ではなく、「食料を横取りしないという貢献」をする国でありたい・・・と思うのは私だけではないと思います。
お母さん、おいしい伊予かんをありがとう!ごちそうさんでした。