RSS Feed

サイト内検索

こ ん に ち は、 崎本とし子 です

最近のコメント

最近の投稿

カレンダー

2012年7月
« 6月   8月 »
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  

年月別

記事分類

ページ

カウンタ

[以前のblogから通算:2011年5月14日、79958開始]

メタ情報

お気に入り

ご近所・地域

健康・看護・命

RSS 岡山市公式ホームページ トピックスRSS

RSS 岡山県庁RSS(新着情報)

サイト内検索

がんと就労

2012年7月19日 崎本 とし子 とし子からの手紙

がんになっても、すぐには死なない時代です。5年生存率は、56%です。もちろん診断後数ヶ月で亡くなる人もおられますし、がん・・・といっても一人ひとり違うのですが・・・・。

がんと付き合う時間が長くなった分、社会的な問題・・・たとえば就労の問題も出てきました。

「がんと一緒に働こう」という本を出版したのは、桜井なおみさんですが、「がんになっても働き続けたい」人はたくさんいます。働き続けるのは、自分らしく生きるためにも大切なことだ・・・と私は思います。

先日、Kさんと会いました。転移しているが、疼痛コントロールをしながら、仕事を続けています。お会いして、凛とした様子が、とてもステキだな・・・と思いました。

「人権21」に私が書いた投稿を読んでくださったそうで、「何かできることがあれば・・・」と連絡をくださいました。とてもうれしいと思いました。治療費のことや仕事のことなど本当に大変なことが多いが、なかなか繋がることができないのが、がん患者の実状です。

がんサロンの紹介をして、看護学校での特別講義をお願いしようかな・・・と思っています。「診断時期からの緩和ケア」についても話が弾みました。

「先生に私はいつまで生きれますか・・・と聞いたらきっと悲観的な答えが返ってくると思うんですが、・・・・・」というKさん。自分らしく生き抜くために、「社会の役に立ちたい・・」と思っておられることが伝わってきて、諦めない生き方に、私が勇気をもらったのでした。