障害者団体との基本合意を反古にした政府、そして自公民
18日、衆議院で障害者総合支援法が可決されました。当事者の声を反映していません。
「私たちのことを、私たちぬきに決めないで」と障害者支援法の応益負担問題をはじめとする制度の欠陥を指摘して、当事者は立ち上がりました。訴訟も起こりました。当事者たちが「生きていくために」立ち上がり、声をあげたのです。
裁判所は和解を提案し、政府と原告はそれに応じて、今の法律を「廃止」し、当事者の声を聞いて、新しい法律を作る・・・という基本合意をしたはずでした。
ところが、政府はその「基本合意」を反古にしたのです。なんてひどいことをするのでしょうか・・・!!
もともと欠陥だらけの法律を作った自公両党は、民主党の「小手先の修正」に賛成。自公民の3党で、世帯収入を基本にした応益負担を残したまま、法律の名前だけかえたような法律を作ってしまいました。
今の政府は本当に「人でなし」です。懸命に運動してこられた皆さんの顔が目に浮かんで、怒りがこみ上げます。
なんてひどい政府なのでしょう。「約束」を平気で破る政党を絶対に許さない・・!
この怒りを胸に刻んで、もうひとがんばりしなくてはいけません。
学区愛育委員会の会長になりました
今日、旭東学区愛育委員会の総会で、私が会長に決まりました。お世話になった地域で、これもご縁だと思い、引き受けさせていただきました。
旭東学区は、保育園は3箇所、幼稚園、小学校、中学校、高校は2校、専門学校1校、総合病院1箇所、その他に社会福祉法人の福祉拠点は5箇所(もうすぐヘルパーステーションが1つ増える)、福祉事務所もあり、まさに「福祉学区」です。高齢者比率は約34%で、「元気に長生きしたい」という願いの強い地域です。
私の愛育委員暦は15年ですが、議員をしているときは活動に参加できず、「名ばかり愛育委員」でした。
引退後の昨年からは、活動に参加して状況が解かってきました。実に地道な活動を続けています。
愛育委員とは、「地域の住民すべてを対象に、福祉、健康にかかわる課題解決のために、自ら考えて、手を携えて取り組む人」のことです。(愛育のしおり)つまりは、私がずっと岡山市で取り組んできたことを、旭東学区で委員のみなさんと共にできることになります。なんとうれしいことでしょう。
地域の「健康、福祉のまちづくり」のために、微力を尽くしたい・・・と思います。