がん患者のピアサポートを医療機関で取り入れて欲しい!
「ピア」とは、「仲間」と訳されます。
がん対策のひとつとして、がん経験者が自分の経験などを通して治療中のがん患者をサポートする・・・というものです。
私は、その必要性をがんサロンの取り組みを通して実感しています。同じような(一人ひとり違うのですががん患者経験は同じ)経験があるからこそ支えあえることがあり、その共感や情報は「安心感」につながります。
医療機関としてそのことに気付き、週2回(火、金)ピアサポートのためにがん経験者を嘱託職員として採用し、効果を上げているのが、湘南記念病院かまくら乳がんセンターです。NHKのあさイチで紹介されました。
ピアサポーター養成講座を受講して、がん経験者がピアサポートをする・・・、それがきちんと雇用にもつながる・・・としたら、支える人にも支えられる人のもいいなあ・・・と思います。岡山でもこういう取り組みが広がるといいなあ・・と期待しています。
岡山では、まだ院内がんサロンが拠点病院で取り組み始められた・・・ところです。岡大病院ですら今年2年目です。でも、着実に根付いてきている・・と感じています。拠点病院のみならず、準拠点病院や地域で「がんサロン」が増えて欲しい。相談支援の充実が必要です。民間相談機関では、「並木ひろば」が10年のキャリアを持っています。
私のかかわる「地域がんサロン・たんぽぽカフェ」は1年余です。これからもいろんな講座に参加をしながら、「弱音を吐ける場所」「何でも語り合える場所」「情報が得れる場所」として、泣いて、語って、そして「また来ます・・・と笑って帰れる」カフェ運営を続けていけたら・・・と思っています。
そして、「がんになっても自分らしく生きる」ことを諦めないで済むむ社会をつくるために、私は当事者の声を発信し続けたい・・・と思っています。
桜咲く!
昨日は、台風のような悪天候でした。皆さんのお宅では、被害はありませんでしたか。
我が家は、リビングのサッシのガラスが割れて、大損害です。どうやら突風でものが飛んできたようです。いつも雨戸を閉めているのに、お日様が出ていたので(雨が降っていない・・)油断しました。自然の力に脱帽です。ともかくも怪我しなくて良かった・・・。
さて、悪天候の中で岡山市も「開花宣言」です。我が家の隣の桜の花も開花しました。春爛漫の季節です。