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寂聴さんの法話を聴きました!

2012年3月19日 崎本 とし子 とし子からの手紙

18日、京都の寂庵に行ってきました。

嵯峨野嵐山駅からは、ずっと歩きました。嵯峨野の竹林の中は、マイナスイオンいっぱいでした。清新な気分になりました。私は、深呼吸を何度もしながら歩きました。

寂庵は、山の裾野にありました。鳥の声が聞こえ、新芽が吹き出そうとしている周囲の環境に馴染んでいました。寂聴さんの自宅の隣が寂庵です。

法話会場は、200人を越える人でいっぱいでした。40畳敷きの会場は立ち見のひともおられました。

ちょうどテレビの「はなまる」の取材が入っていて、私の前に柴田りえさんと岡江久美子さんが坐られました。(3月27日放送だそうです)

90歳という寂聴さんは、1年半前に脊椎圧迫骨折で3ヶ月ほど寝たきりになり、本も読めないしトイレへ行くのもままならぬ状況になりましたが、昨年4月ごろからは東北の被災地を訪れて、祈っておられるとのことでした。

シャキッとして現れて、1時間30分の話と質疑応答を立って行われました。

話は、多岐にわたりました。

原発事故は人災だ。人災は戦争も原発事故も防げる。原発はあらない!・・と私は思う。いろんな考えの人がいると思うが、自分の考えを持ち、言える人間にならないといけない。復興とは、「もと通り」ということ。津波などで亡くなった人は、私たちの変わりに死んでくれた。生きているものは、その命のぶんも生きなくてはならない。「代受苦」という言葉を覚えていて欲しい。東北の人々を忘れず、一日2回心からの祈りを続けている。当たり前の暮らしをきちんと営みながら、全国から念ずれば必ず届くと思う。しんどいこともいいこともそれは続くことはない。変化していくのが、世の常だ。これを「無常」という。・・・・・・

人は誰かを幸せにするために生きている。・・・・・

仏教の話、宗教の話も興味深く聴きました。いろいろな内容がありましたが、「お金を取る宗教はおかしい」ということだけはここでお伝えしておきますね。

笑って、泣いて、共感して・・・いい時間を過ごしました。全国から来られており、4度目だ・・という人も。何度でも申し込めばいけるようなので、これからも時々うかがいたい・・・と思いました。

私は入院するときにはいつも寂聴さんの法話のテープを持っていきます。ベッドで、ずっと聴きます。話のないように共感し、こころが落ち着きます。深い話なのに大笑いできるところがステキです。

寂聴さんの凛とした、知性あふれる法話は、大人気です。今回は4倍の倍率でした。あなたも一度行ってみられてはいかがですか。寂聴さんの健康をお祈りしています。