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東日本大震災から一年

2012年3月11日 崎本 とし子 とし子からの手紙

本当に大変な一年が経ちました。「もう一年」ではなく「まだ一年」です。

被災地の「今」の報道が毎日されていますが、震災、津波、原発事故(人災)の大被災の爪あとは深く、今も「関連死」を増やしています。被災者は、苦難に耐え、生きておられます。

私は、「助かった命を守りたい!」との一念で、看護師として被災地支援に出向きました。「関連死」を一人でも減らしたい・・・という思いでした。3回被災地に出向きました。同じように支援に入った阪神淡路大震災のときよりも被害の状況はひどく、まずは10年の支援を覚悟しています。

今、岡山で継続的に取り組んでいることは2つあります。いずれも支援に入った塩釜地域に関連しています。

一つは、「ぎょうざで東北支援」。塩釜市のギョウザ専門店「蜂屋食品」とともに、被災者支援をすることです。ぎょうざを買って食べれば、その利益の一部が仮設住宅の炊き出しなど被災者支援につながります。今日は、蜂屋食品から「被災地の事業者として地域の役に立ちたい!」という4代目からの熱いメッセージが届きました。

もう一つは、「うらと海の子再生プロジェクト」。浦戸漁協が独自で再生の取り組みをしている事業を応援することです。

今年は、新たに「忘れないで東北!」の思いをこめて、「ひとつの灯」という歌をギター抱えて歌いながら、この歌をつくった人々と支援の輪を広げたい・・・と思っています。「笠木透さんと雑花塾」の皆さんは、被災者の苦難を忘れてはならない・・・とCD(10曲)をつくりました。1000円です。買ってもらうごとに100円支援になります。歌をきいて、被災者を思い出し、「できることをしよう、自分もがんばって生きよう」と思うことができます。

今は、大震災報道があふれていますが、報道がなくなると日常にすぐ戻ります。「日常」は大被災さえも忘れさせてしまいます。人生には、忘れてもいいことと忘れてはならないことがあります。

「忘れないで!東北」「さよなら原発」の思いをこめた3つ目の活動は、10年継続をす覚悟を決めた私の知恵・・・です。

「ひとつの灯」の歌詞は、

    いのちはひとつ、一人にひとつ、今日を生きて、明日をおもう・・・・

一緒に歌いながら、それぞれにできる支援を続けていきましょう。

だから、私は10年以上は絶対に生きるぞ!・・と思っています。今年も看護師として被災地に行くことを検討しています。自分らしく生きることは、免疫力をあげてくれますから・・・。