原発事故の「収束宣言」に怒り
野田総理が、「冷温停止」をもって福島原発事故の収束を宣言しました。
しかし、炉心の状況はつかめないままだし、汚水処理のメドも立たず、住民帰還のメドも見えない中での「収束宣言」には、納得がいかないどころか、怒りさえ覚えます。何の根拠もない「収束宣言」です。
毎日3000人が24時間体制で働き、今後も廃炉まで40年・・・かかるといいます。その間に、また地震や津波が来るかもしれない危機の中にあります。
総理大臣の危機感のなさに、「危機」を感じるのは、私だけでしょうか。事実をリアルにみて、あらゆる事態を本気で考えるならば、今の時期に「収束宣言」などありえません。
水道料金と苫田ダム
岡山広域水道企業団が「水」の料金を改定。1トン15円から34円にあげるそうです。それに伴い、岡山市の受水料金は21億円になるそうです。
岡山市は平成28年まではやりくりできるので、水道料金の値上げはしない・・・とのことですが、言い換えれば、29年からは値上げするかも・・・ということになります。
私は、ゆくゆくはそういうことになる・・・と苫田ダムの過大計画の問題点を指摘してきたことを思い起こしています。「売れない水」を抱える広域水道企業団は、財政が行きづまることは解かっていたことです。
根本的な解決の道筋をどう切り開くか・・・しっかりした議論が必要です。
水は、生きるために必要なものです。その水の値上げは、生活を直撃します。今岡山市が入水している水量は43700トン。もともと吉井川水系で持っていた水利権ハ45000トン。巨大なダムを作る必要などなかった・・・ということは、事実が示しています。そして、つくってしまったツケは、水道料金値上げというかたちで、市民に回ってくるのです。
県、市の議会で、しっかりとした議論を期待しています。
サンタクロースに変身!
我が家の隣は、旭東児童センターです。
親子クラブのクリスマス会が開かれる時、我が夫は、サンタクロースに変身します。今年で3年目・・・。ベテランになりました。なんだかまんざらでもない顔をしているでしょう?
こどもたちのサプライズの声を聞くのは楽しいことです。
我が家では、サンタクロースになんのプレゼントをもらうか・・・とにぎやかです。「今年はばあばの家にいるから間違えないように来てもらおう・・・」「ボクは本物のサッカーボールがほしい!」「わたしは、キラキラのシールとレターセットがほしい!」と願いをかけている孫たちです。
お金をかけなくても、手作りで夢のあるプレゼントを・・・と思います。サンタクロースが来てくれるといいね!
三勲・旭東九条の会が5周年の平和の集い
三勲・旭東九条の会が5周年を迎えました。地域で過半数の署名を集めようトコツコツがんばってきました。現在、対象地区の世帯数の25%を集めています。山陽学園高校の学生たちとも絆が深まりました。九条電車を走らせたり、「震災支援カフェ」をやったり、バザーをしたり・・・と地道に取り組んでいます。
毎年1月2日から、署名活動は始まります。毎年の恒例になっています。
今日は、原発について学習をし、特攻隊で出撃して亡くなった青年の手記の朗読やDVDを見て、すいとんを食べながら交流しました。時間の都合で尾崎務さんの歌は一曲だけだったのは残念でした。
憲法9条を変えようとする動きは続いており、草の根運動の力を強くすることが欠かせません。これからも、地域で九条の会ここにあり!・・・と活動を続けたいと思います。
慰安婦問題解決のために・・・
「慰安婦」問題を考える女たちの会・岡山が企画した「ハルモニとアジアの被害女性たちに想いをよせての韓国の日本大使館前水曜デモ1000回に連帯する「キャンドル」ナイト。これだけはぜひ参加したい!・・と思っていました。いい企画に感謝です。
映画「終わらない戦争」の上映と石田米子さんと市場恵子さんのトークがありました。
私は、慰安婦問題の解決に関心をもち、事実を知り、被害者の証言を聞き、松井やよりさんの追悼集会などに参加して、そのたびごとに認識を深めてきました。
そのことが、2010年3月19日の市議会決議の力になっていました。「慰安婦」問題を考える女たちの会・岡山のアクションがなかったら実現していなかったと思います。
戦時性暴力の事実認定をしながら裁判では「敗訴」が続きましたが、被害者はあきらめず闘い続けています。「人間としての尊厳」を取り戻すたたかいであり、二度と同じ被害者を産まないための闘いです。
1000回ものデモをさせてなお日本政府は国としての「謝罪」をしていません。岡山市議会は「慰安婦問題」の解決のために行動する・・・という決議を、全会一致でしたのです。私はこれからも解決のためにできることを続けていきたいと想いを新たにしています。
被害者は高齢です。時間がありません。解決のために動いてきた多くの人の期待をここでも民主党政権は裏切ってしまいました。人道主義的にも私は民主党政権を許せないのです。
来年は、ソウルにできたという「戦争と人権の博物館」にぜひともいってみたい、水曜デモに参加したい・・・と思っています。
伊方原発運転を止めて!・・・16都県の300人が提訴
老朽化が進む伊方原発の運転を中止せよ!という訴訟が松山地裁におこされました。愛媛大学の学生を含む300人の原告団だそうです。34年目の1号機をはじめ、プルサーマル発電の3号機に危険性、活断層から6キロ地点の立地など独自の危険性も指摘されています。
私は、この裁判に注目し、支援していきたいと考えています。瀬戸の海や故郷への思いがわきあがってきます。
民主党政府の罪深さを思う
国民無視のTPP参加表明、京都議定書の延長に「反対」!?、大企業減税で消費税増税その上大企業には消費税を還付、派遣法の「骨抜き」法案・・・。
あげればいくらでも民主党政府の国民裏切りの政策が上がります。
TPP参加では、「国境なき医師団」がTPPの協定の知的財産保護条項で「安い薬」(ジェネリック医薬品など)の供給が脅かされる・・・という警告を出しているのです。アメリカの医薬品メーカーが新薬の知的財産権を使って収益を上げようとするアメリカの製薬業界の要求があるとのこと・・・今朝の赤旗の報道をみて、ありそうな話だ・・・と思いました。さすが赤旗です。やはり、TPPには参加すべきではありません。
COP17が南アフリカのダーバンで開催中ですが、EUや途上国が温室効果ガスの削減に関する京都議定書第2約束期間の設定を・・・という流れになる中、日本が「反対」しているのです。なんで?と思うのは私だけでしょうか。日本はアメリカの顔色を伺うばかりだ・・・というのです。国民はどう思っているのか・・・。私は当然参加すべきだと思います。
消費税増税を言いながら、今年も2010年分の消費税が輸出大企業に還付されます。その額上位10社で8700億円!!1円も払わないだけでなく還付される仕組みに私は怒りを抑えることができません。あなたはどう思いますか。
愛知県豊田市は「トヨタ」自動車のある自治体ですが、豊田税務署管内では管内での消費税収総額よりトヨタへの還付金が1153億円も多いそうです。
全国で155000社が還付を受けるそうです。
消費税といえば、庶民は「払う」だけ・・・。税務署は税金を取る事ばかりが仕事かと思いきや、税金を返す仕事もしているんだ・・・・とあらためて思います
こんな不公平をそのままに増税なんて冗談じゃないですね!!。野田政権の罪深さをいわずにおられません。
市議会で田中のぞみ議員の質問を傍聴
市議会傍聴に行きました。引退後初めてです。懐かしい雰囲気でした。
傍聴の目的は、田中のぞみ議員が国保料やがん対策などの質問をしてくれたからです。かつて私がこだわっていた「いのち」にかかわる政策について、後継者の若い議員が懸命に論戦してくれました。とてもうれしかったです。
とてもよく情報収集したいい質問でした。国保会計は5年ぶりの黒字で、累積赤字は11億円あるものの23億円の繰り入れで「持続可能」な状況になっていること、200万円以下の収入世帯は80%に近く、政令市で7番目に高い保険料は負担の限度を超えていること・・・・。田中議員は「これ以上の引き上げはすべきでない!」と懸命の論戦をしました。高谷市長は、相変わらず答弁に立たず、聞いていて残念というより「情けない」気がしました。
がん対策では、窓口負担の軽減の必要性を迫りました。「厚労省から平成24年4月より外来の限度額認定証制度の政省令が出ている・・・」と答弁があり、やっと実現する・・・と思いました。高額療養費を使っても一般では年67万円も負担があるのですが、今よりは立替払いがなくなる分軽減されます。期待したいと思います。
質問者は37人。質問者は多いのですが、緊張感に欠けるな・・・と思ったのはなぜでしょうか・・・。行革局長のご様子が気にかかりました。体だけは大切にしていただきたい・・・と思います。
今後、市長が唯坐っているだけのような本会議ではなく、議員と当局の緊張ある論戦の場となることを期待したいと思います。
年金を下げ、医療費負担を増やし、消費税を増税して「安心」は得られるか!?
分け合えば足りる、奪い合えば足りぬ・・・とは、相田みつおさんの詩の一節です。
野田内閣は、庶民負担増で財政難を何とかしようとしています。国保や介護保険料の値上げ、所得税引き上げ、年金引き下げ、消費税増税・・・。国民の暮らしは何とかなるのでしょうか・・・。我が家はかなり厳しいです。夫の年金だけの収入ですから・・・。
国民は政党助成金を政党が年約360億円を分捕っていることを知っています。(共産党は受け取ってないけれど・・・)
財界の求めで、法人税を減税したのを知っています。(今度その減税分の一部を戻すけど、減税幅が狭まるだけで、減税は続きます)
大企業には、輸出戻し税の制度があって、消費税は一円も払っていないのを知っています。
みんなで稼ぎ出している「富」を一部のところに集めて使うのは不公平です。野田内閣が国民にはお茶を濁すような説明で、財界やアメリカには懸命に説明している姿は「国民の政府」ではない・・・と思えます。
足りないときは「分け合う」こと。大切な国民の「いのち」を真ん中において、政党は襟を正して政党助成金を廃止し、財界は社会貢献を考えて雇用を守り、富裕層は「自分たちに増税を・・」と行動する・・・そうゆう日本でないといけないんじゃないでしょうか。
分け合えば足りる、奪い合えば足りぬ・・・の言葉を政冶に活かして欲しいのもです。
紅葉
我が家の隣の旭東児童センターの桜が紅葉していて、とてもきれいです。遠くにはなかなかいけないけれど、ステキな紅葉を楽しんでいます。