水道料金と苫田ダム
2011年12月15日 崎本 とし子 とし子からの手紙
岡山広域水道企業団が「水」の料金を改定。1トン15円から34円にあげるそうです。それに伴い、岡山市の受水料金は21億円になるそうです。
岡山市は平成28年まではやりくりできるので、水道料金の値上げはしない・・・とのことですが、言い換えれば、29年からは値上げするかも・・・ということになります。
私は、ゆくゆくはそういうことになる・・・と苫田ダムの過大計画の問題点を指摘してきたことを思い起こしています。「売れない水」を抱える広域水道企業団は、財政が行きづまることは解かっていたことです。
根本的な解決の道筋をどう切り開くか・・・しっかりした議論が必要です。
水は、生きるために必要なものです。その水の値上げは、生活を直撃します。今岡山市が入水している水量は43700トン。もともと吉井川水系で持っていた水利権ハ45000トン。巨大なダムを作る必要などなかった・・・ということは、事実が示しています。そして、つくってしまったツケは、水道料金値上げというかたちで、市民に回ってくるのです。
県、市の議会で、しっかりとした議論を期待しています。