慰安婦問題解決のために・・・
2011年12月10日 崎本 とし子 とし子からの手紙
「慰安婦」問題を考える女たちの会・岡山が企画した「ハルモニとアジアの被害女性たちに想いをよせての韓国の日本大使館前水曜デモ1000回に連帯する「キャンドル」ナイト。これだけはぜひ参加したい!・・と思っていました。いい企画に感謝です。
映画「終わらない戦争」の上映と石田米子さんと市場恵子さんのトークがありました。
私は、慰安婦問題の解決に関心をもち、事実を知り、被害者の証言を聞き、松井やよりさんの追悼集会などに参加して、そのたびごとに認識を深めてきました。
そのことが、2010年3月19日の市議会決議の力になっていました。「慰安婦」問題を考える女たちの会・岡山のアクションがなかったら実現していなかったと思います。
戦時性暴力の事実認定をしながら裁判では「敗訴」が続きましたが、被害者はあきらめず闘い続けています。「人間としての尊厳」を取り戻すたたかいであり、二度と同じ被害者を産まないための闘いです。
1000回ものデモをさせてなお日本政府は国としての「謝罪」をしていません。岡山市議会は「慰安婦問題」の解決のために行動する・・・という決議を、全会一致でしたのです。私はこれからも解決のためにできることを続けていきたいと想いを新たにしています。
被害者は高齢です。時間がありません。解決のために動いてきた多くの人の期待をここでも民主党政権は裏切ってしまいました。人道主義的にも私は民主党政権を許せないのです。
来年は、ソウルにできたという「戦争と人権の博物館」にぜひともいってみたい、水曜デモに参加したい・・・と思っています。