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「がんの陰に隠れて生きることはしない」・・・小林麻央さんのご冥福をお祈りします。

2017年6月25日 崎本 とし子 とし子からの手紙

乳がんで闘病中であった小林麻央さんが22日になくなりました。在宅療養に変わって家族との時間を過ごしておられましたが、精一杯生き抜いて旅立たれましたね。在宅療養を主治医、看護師などが支えたと思います。在宅での看取りでした。

がんの患者と家族の思いがお二人のブログから伝わってきました。

34歳と短い一生だったけど、奇跡を信じて懸命に生き抜かれましたね。私も奇跡が起こることを願っていましたが、かないませんでした。心からご冥福をお祈りしたいと思います。

64歳以下のがん患者は全体の30%です。乳がんや子宮がんは30~40代にピークがあります。多いのです。がんは早く見つけて早く治療することが必要ですが、早く見つけてもその「性格」によっては進行を抑えることができないことがあります。

麻央さんは、「がんの陰に隠れて生きることはしない」と決めて、病状を告白。ブログで社会に問いかけました。よく頑張っていきぬかれたと思います。幼い子供たちへの思いや家族への思いがしんしんと伝わりましたね。

私は「娘が自分より先に旅立つ」ときの「親の悲しみ」を思います。ご両親はきっと孫たちのために生きようと気をはっておられると思いますが・・・。

癌という病気を、告白することができないで、自分が抱え、耐えている人も少なくありません。がんだと打ち明けただけで仕事をやめるように言われたり、正しい知識がないために興味本位な関心を持たれたり・・・、経済的理由で治療中断をする人もいるなどつらいこともある社会なのです。

岡山県や岡山市のがん対策推進条例は「たとえ癌になっても自分らしく生きることができる社会」をつくると明記しています。

自分が体験した同じ悲しみや苦悩を少しでも減らしたい・・・と私は思っています。

がん検診の充実を!受動喫煙のない社会を!経済的理由で効果のある治療の中断をしなくてもすむ世の中を!・・・・

どうぞ24時間がんと向き合っている当事者の思いを対策に活かしてください。あらためて行政に期待したいと思います。

私は87歳の母親より先には死ねないと思って「がんと共に」生きています。母に悲しい思いはさせたくないという気持ちは私の闘病力の原点です。

命は何より大切です。人生は一度です。自分の人生を悔いなく生きましょう。

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