ネット選挙の不可解・・・斎藤兵庫県知事再選!?を考える
さて、兵庫県知事に前知事の斎藤氏が再選されました。驚きです。ネット選挙の不思議です。若い人が指示したというのですが・・・・。
県職員が自殺に追い込まれ、百条委員会でその経過が調査されていました。斎藤知事のパワハラ疑惑です。辞職に追い込まれたのも、全会一致の不信任決議でした。
この経過や事実を県民はどう受け止めたのか・・・。7人の立候補で、当選したとはいえ投票した人の過半数ではないのですが、ネット情報で有権者の中にどういう判断が起こったのでしょうか。
私は事実を見極める力やそれをもとに判断する力を大切にしてきました。事実を知ることがむつかしい時代だとも感じています。SNSで何が伝わったのか・・・です。
「自殺に追い込むようなパワハラ」「威圧的態度」は知事として許されること・・・となるのはおかしいし、県民がそれを許したわけではないと思います。
私はSNSに通じていないので、対面と対話を大切に暮らしています。日頃の暮らしの中でつながり、変化にも気づくことができます。
政治の分野で真実を知るためにはいよいよ「見抜く力」が必要ですね。その行動や実行力、誠実さやうそをつかない倫理力を持つ政治家を増やさないと政治は腐敗します。
あなたは「見抜く力」をどう身に着けていきますか。
私は若いころ、ものの見方考え方を身に着けたいと思っていた時、弁証法的唯物論と出会いました。一つ一つの事実をたくさん知り、その中に普遍的なことを見つけ出す。自ら考えて、どうすればよいのかを見出すのです。
そして、この国で済んだ瞳で社会を見つめ、大企業優遇、アメリカに偏る各分野の政策が根底にあり、それをただせばもっといい国になると方向を示す日本共産党に行きつきました。
私は共産党を押します。もっとSNSなどでその政策や行動、実績が知られればいいなあと思います。
カリスマ性のある代表が発信力を活かして、一時大量得票をしても危ういと思います。権力に弾圧される歴史もなく、わきが甘い(自分に甘い)政治家は社会を変える力にならないとつくづく思います。