富山学区愛育委員会で講話・・・テーマ「がんを正しく知って自分の命を守る」
今日は富山愛育委員会で講話をします。がん体験者であり、地域がんサロン・たんぽぽカフェの世話人をしている立場から話します。「がんを正しく知って命を守る」というテーマにしました。
40人くらいが参加されると聞いています。
愛育委員さんにお願いしたい3つのことは、
1,自分ががん検診を受けること。大切な人とともに・・・。
2,がん検診を受けましょうと声掛けすること。
3,がんになっても一人じゃないよ・・・と相談場所を知らせる。
私の2度の体験を踏まえながら話します。がんになった人の10年生存率は約60%。早期発見と早期治療で、直すことができるし、生きることができる時代です。予防できるものは予防をし、治療できる時期に見つけて治すことができると伝えたい。たとえがんになっても一人じゃない・・・といろんな相談場所があることを知ってほしい・・。そんな思いを伝えたいと思います。
がん患者の経済的な問題は、深刻です。高額療養費制度のさらなる充実をと願っています。これは政治のかかわりが多くあります。憲法やがん対策推進法があるから大丈夫と言える療養環境を作るために当事者発信で制度充実のために声を上げ続けたいと思います。
ソワニエ看護学校の学生支援・・・40人が来場。3年生は実習で来られず、物資を学校から手渡していただくことにしました。
27日はソワニエ看護学校の学生支援に行きました。1年生、2年生の40人が来場し、実習からたまたま帰ってきたという3年生も1人いました。3年生には必要な人もいるであろうと相談し、学校に物資の配布をお願いしました。
お菓子やお米がたくさんありました。COOPの関係者から届いたオートミールの詰め合わせは大好評で、健康に過ごしてほしい・・・という思いが届きました。本当にありがとうございました。
今回寄せられた物資の中には賞味期限切れのものがあったので、別にしていたのですが、その商品にも人が集まり、びっくりでした。生理用品をいくつも持ち帰るもいて、必要な人みんなにいきわたらないかも・・・と気になりました。
今後、必要な人に物資が行き渡るように、工夫がいると感じています。学校とも話し合って、より良い方法を考えて支援を届けたいと思います。下宿しているという1年生はコメや野菜を詰めながら、「これでカレーを作ります」とうれしそうに話していました。
実家から通う人も含めて約50%が支援の必要な学生だということです。2学年で40名というのはその数字に見合うものでした。学生自治会とも連携して支援のより良い方向を決めていけるといいなと考えています。話し合いが必要だと思います。当日のボランティアは9人でしたが、これからボランティアを広げていき、学生の現状を知る人を増やしたいですね。
そして何より、学費半減など政治をよくすることが大切です。学生には政治に関心を持ってもらい、行動してほしいと願っています。7月は中旬から夏休みとのことで、次回は8月下旬に支援する予定です。
ワクチン接種の副反応は腕の痛みが残っていましたが、ほぼ回復しました。