現在、軍事費世界9位の日本が世界3位になる必要があるのか
「軍事費を相当程度増やす」と岸田総理が発言し、GDP比2%(11兆円)に
増やすと発言する自民党の議員が多い。戦争をするつもりか・・・と聞かれたら戦争はしない。責められた時に「敵地攻撃」をするのだ・・・という。違和感があります。「力には力」の論理です。私にはこの考え方の人は、最後には「戦争がある」となりやすく「暴力体質」だと思えます。暴力はいけないことだけど仕方がないこともある…という考え方です。
「戦争はしない」と決めたなら、軍事力は持たないのが理屈に合っています。
日本は「平和主義」を掲げ、戦後77年間を過ごしてきました。世界は「平和主義」んぽ日本だと思っているのです。
でも現実は、アメリカの要求もあり、現在世界第9位の軍事力を持つ国です。
今ウクライナへのロシアの侵略に乗じて、軍事費3位の日本にしようというのが自民党などの動きです。軍事産業はウハウハとうれしいでしょうね。国からの発注が増えると期待して、応援しているでしょう。
立ち止まって考えてみましょう。本当に世界第3位の軍事費の国になる必要がありますか。アメリカの武器商人から使わない侵略用の戦闘機を買い、軍事支援するために武器を買う・・・。税金でです。やっぱりおかしい!戦争しない国は、世界第3位の軍事費はいりません。
イギリスBBCは「日本は緩やかに平和主義を放棄している」と報道しました。外からそう見える日本の動きは危険だと思います。平和主義を持つ国だからこそできるたくさんの平和貢献があるからです。
私は世界第3位の軍事大国になる必要はないと思います。平和主義を放棄しようとしている政治家は選ばないことが大切です。日本で一番平和主義を守る歴史を持つ政党は日本共産党です。今年で創立100年目、「戦争反対」の旗を掲げて生まれた政党は、今こそ真価を発揮してほしいです。国会で共産党の議員数を増やすことが必要です。みんなで応援しましょう。
にひそうへいさん(弁護士・元参議院議員・真備水害の時にがれき撤去を公費ですることを実現)は、国民の命を守るために道なきところに道をつけてくれる実力ある政治家です。この人を国会に送るために、私は全力応援をしています。