富山学区愛育委員会で講話・・・テーマ「がんを正しく知って自分の命を守る」
2022年6月28日 崎本 とし子 とし子からの手紙
今日は富山愛育委員会で講話をします。がん体験者であり、地域がんサロン・たんぽぽカフェの世話人をしている立場から話します。「がんを正しく知って命を守る」というテーマにしました。
40人くらいが参加されると聞いています。
愛育委員さんにお願いしたい3つのことは、
1,自分ががん検診を受けること。大切な人とともに・・・。
2,がん検診を受けましょうと声掛けすること。
3,がんになっても一人じゃないよ・・・と相談場所を知らせる。
私の2度の体験を踏まえながら話します。がんになった人の10年生存率は約60%。早期発見と早期治療で、直すことができるし、生きることができる時代です。予防できるものは予防をし、治療できる時期に見つけて治すことができると伝えたい。たとえがんになっても一人じゃない・・・といろんな相談場所があることを知ってほしい・・。そんな思いを伝えたいと思います。
がん患者の経済的な問題は、深刻です。高額療養費制度のさらなる充実をと願っています。これは政治のかかわりが多くあります。憲法やがん対策推進法があるから大丈夫と言える療養環境を作るために当事者発信で制度充実のために声を上げ続けたいと思います。