医療制度改定一括法案・・・75歳以上の窓口2割負担と国保料の引き上げが狙い。私は反対です。これに賛成する議員を覚えておこう。
2021年3月5日 崎本 とし子 とし子からの手紙
2022年後半から75歳以上(年収200万円以上)の窓口2割負担の実施を企む法律が医療制度改定一括法案です。今の国会で審議されます。
私はこれに反対です。年収制限はすぐなくなり、2割負担が導入されると思うからです。つまり2倍の負担になる・・・。
75歳以上の平均的医療費負担は年8万円だそうです。74歳以下の2倍です。75歳以上になると医療費はかかるということです。それが2割になれば単純計算でも16万円になる。75歳以上の2人暮らしは32万円!?(とんでもありません!高額療養費ギリギリではありませんか)
2割導入で国民負担をふやす一方で、負担が減るのは公費(税金)で、年980億円減るそうです(つまり国民負担は約1000億円増えるということ)国の負担がその3分の2ですから、660億円減るんですね。国の負担率は1983年に45%だったけれど2020年には33%まで減りました。公助の手抜きです。
、もう一つ一括法案で問題なのが国保料金の引き上げにつながる仕組みです。自治体の法定外繰り入れをやめさせる圧力を国がかける仕組みにつながるという点です。
今でも高い工区補料金の引き上げをする自治体が増えてきています。国が手抜きをすることで、私たちの負担が増えるのです。
イージス艦を作るのをやめたら75歳以上の2割負担はしなくてもいいのに・・・・。
私はこの法案に賛成する国会議員を調べて忘れないようにしたいと思います。国会で議論されて決まるのです。反対する議員が多ければ否決です。命の予算より武器の予算を優先する議員はいらないです。