元総理大臣の葬儀に税金9600万円(事業総額2億円!?)は非常識・・・庶民感覚とずれている!
2020年9月30日 崎本 とし子 とし子からの手紙
10月17日の中曽根元総理大臣の自民党と内閣の合同葬儀が予定されているそうです。菅政権は庶民派か・・・を問いたいと思います。
中曽根康弘さんは100歳を超えるほどに長生きをされ人生を全うされました。戦後初めての原発予算を通した人です。1954年3月3日が初めての原発予算の通過した日だと記憶しています。
第五福竜丸が水爆実験で被ばくし多くの乗組員がなくなりましたが、それを日本の国民が知る前に通すと自民党の若き政治家だった中曽根氏は考えたといいます。「アメリカの原子力の平和利用」の要求にこたえたのです。それから原発予算は増えていきます。中曽根さんはアメリカ追従(アメリカと仲良くやるというかもしれないが・・・)の第一人者のような人でした。
ともかく政治家としての評価はいろいろあると思いますが、その人の葬儀を税金9600万円(総額は2億円だとか)を支出してやるというのです。加藤官房長官は「これまでの慣例より節約している・・」と。
コロナ禍でこれまでの慣例を引き合いに出す感覚を疑います。これまでを見直すいい機会ではありませんか。元総理の葬儀に9600万円・・・は、庶民感覚とずれています。
税金の支出をやめるべきです。庶民は家族葬の時代、つつましくとも心から悼む人が参加すれば十分供養になると思います。
対米追従で原発予算拡充をした元総理の葬儀に税金を支出する慣習を改めてもいいのではないでしょうか。あなたはどう思いますか。
人の葬儀が政治的な利用に変えられるのは決して許されません。「敵地攻撃能力を持つ」ことを「遺言」した前安倍総理の言葉を思い出し、「戦争したがる政治家いらない!」と思うのは私だけではないのではないかなと思うのですが・・・・。