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議会の会議規則の改善・・・出産での欠席は「事故」ではなく「出産」に!

2015年7月7日 崎本 とし子 とし子からの手紙

6月に「女性議員大いに語る!」という企画をしました。その際、出産での議会欠席について、今の議会規則では「事故」扱いになっていることが多く、改善が必要・・・との声がありました。「そういうことを女性議員のネットワークで改善していくといいね・・・!」と・・・。

その後始まった6月議会では、いろんな議会で会議規則の改善が報道されています。うれしいことです!

議会はこの世では「男社会」の様相が強いところです。住民の常識と離れた「部分」があります。これを住民の常識に近づけなければなりません。

議会に行ったとき、トイレに男女の表示がない。(女性がいることが考慮されていなかった。…その後表示)

椅子は男性の企画で座りにくい。(腰を痛める・・・)呼び方は「君」付け(その後OO議員という呼称に改善)。会議中の喫煙し放題・・・(その後禁煙に!)子育て真っ最中であった私は保育園の送り迎えの時間がありました。会議の持ち方にそういう配慮はありませんでした。そのことをその都度提言して改善を求めていきました。…つまり、女性の視点でいろいろ会議規則を変えていったのです。

最近ではがん患者会の活動をしている経験から、議会傍聴の規定の改善(上着を脱げ、帽子を脱げ…の規定があるけれど、治療中の患者は帽子も上着も申し出でOKに!)もできました。

当事者の視点での発信が必要なのです。

最近では若い女性議員が誕生し、結婚、出産などを経験します。これまではなかった経験を議会がすることになります。

これまで議会の欠席理由には「出産」という項目がなく「事故」扱いだったようです。(私も出産はしていないので、届を出すことがなく、気が付いていませんでした。いかにも議会に有りそうな遅れ規定ですよね。若い女性が議員になることを想定していないのです。)このたび、それに気づいた人々が改善をいい、それが全員の認識となり、改善されることになったのです。これまでにない状況(女性が増える、若い人が議員になるなど・・・)が議会の規定を変える力になるのです。

今年は新しい議員が多く誕生しています。男女共同参画の視点に立ち、自分の経験することを大事に考え、「常識」の感覚を磨き、議会の「非常識」を打ち破る力になってほしいものです。(逆の場合もありうるので要注意ですが・・・!)

議員とは仕組みを変える力を持つ人々です。願わくば、男女平等を推し進める常識の豊かな議員が多いことを期待しています。

県下には女性がいない議会は7か所あるとか・・・・。女性議員のネットワークでいない議会には協働の要望書を出し、変えてほしい・・・。女性は議会に必要だ・・・という世論が普通になってほしい・・・。

「出産」が欠席理由にきちんと盛り込まれる・・・ということは小さなことのように見えて実は大きな一歩なのです。これからも女性議員たちの活躍に期待したいですね!!