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こ ん に ち は、 崎本とし子 です

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今年だからこそ読んでほしい本のこと…憲法をめぐる綱引きの年に!

2015年1月4日 崎本 とし子 とし子からの手紙

私は看護学校で、関係法規を講義しています。

看護師である前に、この国の主権者としての常識を身につけてほしい・・・と願い、憲法や法律(看護にかかわりの深いもの)について話しています。

憲法については、職場研修もさせていただくことがあります。いずれも若い人たちが多いのですが、その際読んでほしいと紹介したり、「読み聞かせ」をしている2冊の本があります。

「「子どもにつたえる日本国憲法」井上ひさし著(講談社)、「新・戦争のつくりかた」(りぼん・ぷろじぇくとの出版)です。

資料が多く、その時代の背景と共に、その時生きていた人々がどのように思い、受け止めてきたのかがよくわかります。今の日本はどこまで来たか…もわかります。(法律が変わるたびに戦争が近づいている)

職場研修のときには、当時の文科省が出している「新しい憲法の話」を輪読します。(自分が子どもたちに話す教師の気分で)憲法の原点は、「第2次世界大戦の多くの犠牲を忘れず、二度と繰り返さないこと」です。

看護学生には、法律と合わせて、現場の話、当事者の声を直接聴く時間を「特別講義」として入れています。がん闘病中の患者さん、DV被害者支援をしているNPOの人、原発事故を科学的に知る話、避難して岡山に移住した人の話・・・などです。真実の言葉は、必ず伝わる・・・と信じています。

今年は憲法9条をめぐり、まさに歴史的綱引きが行われる年になるのではないでしょうか。憲法をきちんと学び、主権者として判断できる人を増やしたい・・・と願っています。(憲法は国民投票できめるのですから・・・)

まずは関心を持つこと、事実を知ろうとすること、事実を知り自分の頭で考え、判断し、行動できる人になることです。「知らないうちに変わっていた…」ということだけはなくしたいですね。家族を失ったあの戦争から70年。まだ体験者が生きておられます。戦争の実際を聞くことができます。

どの家庭もが戦場へ大切な人(夫、子ども、恋人、兄弟、友人など)を送った時代を繰り返させない!!…命を産みだした母親である私の切なる願いです。