来年は憲法9条がノーベル平和賞をとれるように!
2014年10月13日 崎本 とし子 とし子からの手紙
今年のノーベル平和賞が決まりました。私は憲法9条にノーベル賞を!という動きを知っていたので、注目していました。
一人の主婦が、「自分の子どもを戦争から守りたい!・・」という思いで始めた「つぶやき」が大きな動きに広がり、ノーベル平和賞の有力最終候補に残るに至ったのです。
「受賞者」となるのは、「憲法9条を守ってきた日本国民」ということでした。もし序章したら誰が勝を受け取りに行くのか・・・との会話が閣議の合間にされたそうで、「そりゃー、国民の代表だから総理大臣でしょう…」ということになったとか・・・。(笑い話のようですね)「憲法9条を変えようとしている」安倍総理は、どう思ったでしょうか。
憲法9条のノーベル賞を!という運動は、「戦争放棄の憲法を日本は持っている!」ということを世界に知らしめたという点で、大きな力となるものです。
日本が戦後、一人の命も戦場でなくすことなく今日に至ったのは、憲法九条があったおかげです。第二次世界大戦で日本の国土の多くは焦土となり、戦災死、戦死を含めて300万人ともいわれ、どの家にも犠牲者が出る・・・という苦難を経て、日本国憲法は産みだされたのです。本当につらい経験をして産みだした憲法はまだ70年も経たないのです。忘れてはならない戦争の実状を知ってか知らずか(自分はいかないから関係ない・・・と思っているのか・・)憲法9条を変えようとする政府の見識のなさに、私は我慢できません。
来年は憲法9条にノーベル平和賞を!・・・と声を上げ続けたい!
ノーベル物理学賞の受章した中村修二先生は、愛媛の出身で、高校は大洲高校(私の母校)。私の一年下の学年でした。(全然知らない・・・)なんだかノーベル賞を身近に感じました。きっと大洲高校は大騒ぎでしょうね・・・。