「がん教育」のパンフを岡山市が作りました!
2014年3月31日 崎本 とし子 とし子からの手紙
退職される方もあるでしょう。そういう皆様、本当にお疲れ様でした。「人生いつでもスタートライン!」(私のモットーの一つ)これからも社会とつながって、生きていきましょう。
さて、今年度も私は、がん患者会活動に力を入れてきました。県や市の担当課には本当にご支援いただきありがとうございました。県では、がん議連の皆様のご尽力により「がん対策推進条例」ができ(全国で27番目の施行)、相談窓口のリーフ作成、がんサポートガイドの作成もされました。岡山市では、がん教育のパンフを作成していただき今後の活用が楽しみです(議員時代に費用弁償を辞退し、法定供託していたものを引退後に市に返納した時、がん対策などに有効に活用してほしい・・とのおねがいをしました)。がん相談窓口カードも毎年更新していただいています。来年度は、がん検診の新たな取り組みも始まります。(予算化してくださいました)本当に感謝です。
市の条例を作った時に、当事者発信で施策が動くように・・・との願いを込めました。「条例に当事者として魂を入れに来ます…」などと生意気なことを言ったことを思い出します。まさにその願いが届く形で、当事者を含むがん対策推進委員会の真剣な議論が続いていること、そしてそれを受け止めてできることを実施しようとする担当課の姿勢があることががん対策推進の力になっていると思います。
私は、がん患者の苦悩を実感した体験をふまえて、「がん患者の流す涙を一粒でも減らしたい」と、生かされているものの役割として、これからも患者の声を届け続けていきます。