寒い!…3年目の「被災地」を思う
2014年3月6日 崎本 とし子 とし子からの手紙
昨日、今日と寒さがぶり返しています。北の方は「吹雪」の予報です。こんな日は、東北の寒さを心配しています。「仮設住宅」から出られない・・・被災した高齢者のことが新聞でも報道されています。
今年も行く宮城県では復興住宅は2%しか完成していません。3年目を迎える仮設住宅はギシギシと音を立て始め、床はガタガタ・・・建付けが悪くなり、戸が閉まりにくい状況だとか・・・。狭く、プライバシーのない生活で、疲労困憊状態です。
去年行った時に、仮設に暮らす80歳代の夫婦が「私等は生きてここを出られないんじゃないか…」と話した言葉が胸に残っています。元気でおられるだろうか・・・・。今年もお会いできるといいなあ・・・と思います。
岡山では寒い中にも「春」を感じる陽ざしです。「苦しいことの後には、きっといいことがある・・・!(楽あれば苦あり、苦あれば楽あり)」そういう人の信頼を裏切らない社会であってほしい・・・と願っています。