映画「女性の休日」を観に行こう!
10月25日から公開された映画「女性の休日」(アイスランド映画)をご存じですか。
1975年10月24日にアイスランドの女性の9割が一斉に仕事や家事を休んだのが「女性の休日」です。このことをドキュメンタリー映画として製作されたのがこの映画だそうです。
現代ではジェンダーギャップ指数1位のアイスランドですが、50年前は昭和の日本とさして変わらない状況だったそうです。同じだけ働いても男性の6割の賃金、若い男性はどんどん昇進していくのに女性の昇進はない・・・・。
1970年代に広がった「レッドストッキング」のうねりがアイスランドにも飛び火して・・・・、今のアイスランドにつながったとか。
今では大統領、首相、大司教などがすべて女性・・というアイスランドです。(すごい!それは女性たちの運動の上にできたこと)
子育て真っ最中の時期に市会議員(当時女性は3人で子育て中は1人だけ)となり、仕事と家事と育児(これは私の好きな時間だった)で自分の時間はほとんどない毎日を送っていた私は、母の日に「お母さん何が欲しい?」と子どもに尋ねられた時に、「自分の時間が欲しいかな…」と答えたことがあります。それは切望でした。
「自分のためだけの時間」は大切です。「女性たちが、そういう時間を普通に持つことができる日本にしたい!」と思います。
映画「女性の休日」を見に行こう!それがスタートラインになるような気がしています。
必ず観たいと思います。
「ワークアンドバランスは捨てる」という高市総理の時代になり、「女性の休日」が遠のいたような気がしているのは私だけでしょうか。
男並みに働く女は男と同じです。男社会で総理になるのは大変だったと思うけれど、男と同じことをしてたら社会は変わりません。「女性総理になったら、社会の何を変えられるのか」が大切です。ジャンダーギャップ指数をどれだけ向上させる社会をつくるのか注目です。女性総理に期待されているのはそこではないでしょうか。
故安倍総理と同じことをしていてはだめですよ。


