今日はソワニエ看護学校で講義・・・テーマ「(自分が)なりたい看護師になろう」
2025年5月22日 崎本 とし子 とし子からの手紙
ソワニエ看護学校の教務をしている知り合いから「視野の広い看護師になってほしいと思っている。経験を踏まえて1年生に特別講義をお願いしたい」と頼まれ、「はて?」と悩みました。
1年生で現役が多いということで学生の多くは18歳~19歳。看護の学びのスタートに立ったところです。
悩んだ末に、私が思っていることを伝え、エールを贈ればいいかなという気持ちになりました。
私は看護師としての人生ですが、「変わった経験」を重ねてきました。医療の分野だけではなく違う世界(政治)で看護師として生きてきました。そう、私はいつも看護師でした。「命の消耗を最小限にすることは看護師の役目」だと確信を持ち(ナイチンゲールの看護論)、よりよい仕組みづくりのために頑張ってきたのです。そして、病気を見るのではなく生きている人のために看護師に何ができるかを考え続けました。私の公約は「命は何より大切です」。
ある人が「この言葉はいいね」といってくださり、とてもうれしかったことを思い出します。
自分がなりたい看護師はどんな看護師ですか。学び、いろんな人と出会い「なりたい看護師」を思い描けたら、きっとやりがいや楽しみを持ち、学び続けて、しんどいことを乗り越えていけると思います。
看護師がいい仕事だということ、どこで働いても看護師は役に立つこと、せっかく看護師になるのだから、健康に気を付けて働き続けてほしいと願い、話をしたいと思います。
なんだかワクワクしてきました。学生との出会いを楽しみにいってきま~す。