阪神淡路大震災から27年
2022年1月17日 崎本 とし子 とし子からの手紙
27年前、阪神淡路大震災が発生。朝見た衝撃の報道を忘れません。
地震は自然災害ですが、6434人の人がなくなり、1万人以上が重症を負い、その後の関連死は続いています。(関連死は1000人を超えた)
関連死という言葉を知ったのもこの災害が初めてでした。地震では助かったのに、その後に亡くなることを関連死といいます。私は「関連死」は政治の責任だ・・・と考えています。政治が本気になってどれだけ関連死を減らすかが問われていると思います。
災害がいつ起こるかもしれないことを想定しながら日頃から備える、災害が起こったときの対応を知っておく、自分の命を守らないと人の命は守れないと肝に銘じています。
その後、被災者の運動は被災者救済のための新しい法律を生み出しました。災害が起こるたび、「同じ苦しみを減らしたい」と運動してこられた皆様に心からの敬意を表します。
災害の現場では「看護師や医師がいることが希望になる」と教えられました。68歳になり、もう災害現場には駆け付けられませんが、後輩たちに伝えたい言葉の一つです。
そして今日はコロナ禍で苦境の学生を支援する日です。頑張ります!ご協力ありがとうございます。