毎日コロナ感染拡大・・・全国で4000人越えで医療現場は受け入れオーバー
コロナ感染者が毎日最大を更新しています。
毎日1200人を超える感染者の大坂府はもはや一般医療に制限が出ている状況だと思います。入院ができないし、重症化してもICUには入れない・・・。つまり命を落とすということです。治療薬がない中でも何とか回復のために精一杯の努力をしている医療スタッフは疲弊しています。この現場の声がどうしてもっと伝わらないのか・・・・。政府の対応は「共に戦っている」というよりは科学的な指針を見失っているように見えます。社会的検査の拡大(高齢者施設のクラスターを早期発見する)、事業者への補償(飲食店は安心して休業できるように)、ワクチン接種の推進(医療従事者に早く接種し体制を整える)、オリンピックの中止などを早く決断して実施することです。コロナ感染対策に本気だ・・・と思える施策を進めるのが政府の役割、自治体の首長の役割です。
17日の夜のNHKスペシャルを見ました。東京女子医大病院のICUのレポートでした。2割の看護師が疲れ切ってやめていく現実・・・。3年目の看護師が苦悩している姿に胸が締め付けられました。ギリギリの状態で働いてもボーナスは4~5割に減るという現場。国が病院に補填をしないと「人」がいなくなるのだ・・・と告発していました。人はすぐには作れません。教育や研修が必要です。そのことが政治家にはわからないのだな・・・と思います。
がん検診受診者は昨年比で3割減ったといわれています。手遅れ発見事は例2100人増えるという報告があります。皆さんは受けられましたか。昨年受けておられない方はぜひ受けてくださいね。がんは無症状で進行します。「がんになったよ」とは教えてくれません。だから検診に行くのです。コロナ感染症もがんも無症状の人の対応は「検査・検診」です。早期発見をすれば命が守れます。