「心を癒すということ」・・・安先生のドラマを見て
2020年2月9日 崎本 とし子 とし子からの手紙
NHK土曜ドラマ「心を癒すということ」を視聴していました。精神科医の安医師がの書かれた原作のドラマでした。
25年前の阪神淡路大震災の時の「心のケア」を実践して、書き下ろしたエッセイをまとめ、加筆して書かれた本のタイトルがドラマのタイトルでした。
昨夜が最終回。主人公はやりたいことをいっぱいやり残して、39歳の短い一生を肝臓がんで閉じるのです。柄本佑さんの演技は素晴らしかったです。
最終回、自分が終末期の7か月を自宅で家族と過ごしながら、したいことリストを作ります。そして、「心を癒すことの意味が分かった。人じゃないと思えることやな。」とつぶやく。
苦難の中にある人(がんの患者家族もそうです)にとって大事なことは、1人じゃないと思えること・・・だと私も考えてきました。
だから地域がんサロンの運営をしてきたし、リレーフォーライフに取り組もうとしています。
どんな時も「一人じゃない」と思える社会を作りたい、・・・と改めて思いました。