「休むこと」を大切に!
2017年6月4日 崎本 とし子 とし子からの手紙
どうやら私は「休むこと」が苦手な人間です。今でも何も予定がない日がほとんどありません。仕事を現職でしているときは、朝、昼、夕、夜・・といつも分刻みで仕事をしていました。もちろん自分で計画をするのですから、時間を上手に使えばいいのです。でも、「するべきこと」が多くて、「それに応えたい」という思いの強い私は休むことより、「やりがい」を優先していました。議員とはそういう仕事だ・・・と思っていましたから・・・。
55歳でがん告知を受けたときも、そのスタンスはほとんど変わらず、入院・手術をして11日目で退院、2か月は休もうと思っていたけど、1か月半で復帰。それでも頑張れました。
議員の仕事を辞めても、地域のこと、非常勤の仕事が増え、また忙しい毎日が戻りました。24年そういう暮らしをしてきたら、すぐにブレーキが利かないのです。ニュートラルに入れていてもすぐ止まりませんものね・・・。それでも、少しは自分の「休日」をつくることを心がけて、意識して休むようにしてきました。前よりは休む力が「進化」したのです。
62歳で2度目のがんの手術をし、リンパ節転移があったことがわかり、さすがに自分の体のことを考えることの優先順位が上がりました。でもまだまだ「休むこと」がへたくそな私です。
休むことは大切です。
今、「がんと共に生きている」私は、自分の人生を「寝て暮らす」のはいやだけれど、「休むこと」を大切にしたいと思っています。思いとはうらはらに真っ黒の手帳を見て、「休むことは大切」と自分に言い聞かせるのですが・・・・。
今日は夕方の会議だけにして、昼間ゆっくり過ごします。皆様もお疲れが出ませんように!