東京都の豊洲市場移転問題・・・・小池都知事はどうする?
私の周りでも東京都の豊洲市場問題が関心を呼んでいます。テレビで報道されるので、関心があるようですし、「なんであんなことができるの?」という庶民の素朴な疑問があるようです。
私はもともと東京ガスの跡地を不当に高く東京都が買い求め、こともあろうに都民の台所である市場を移転すること自体に疑問を持っていました。反対運動も関係者の中でずっと続いている問題でした。
危険な土地だから専門家たちの検討をいれ、きちんと対応する約束で推進されてきたのです。
今回、共産党の都議団が調査をして、きちんとした対応がされていないことが分かり、住民も専門家も関係者もおおびっくり
担当の都職員が「勝手に」工事を変更したのか、知事には報告をしなかったのか(ふつう800億円事業の大きな工事変更を知ら得ないことはありえない)、食品を扱う市場の主要な建物全体の「手抜き」ということで、有害物質への対応は大丈夫か・・・など、都民からすれば明らかにしてほしいことばかりです。
小池知事、どうぞ明らかにしてください。都議会の皆様どうぞご活躍ください。議員のチェック能力が問われる事態です。
それにしても議会の中に共産党議員がいてよかった…!と今回も思いました。共産党議員は事実に基づいて、道理ある議論をすることではどの議会でも群を抜く力があります。調査力と判断力が優れています。当局は隠したい真実でも隠すことはできなくなります。東京都議団は、今回の問題でも提案書を知事に提出しました。道理ある提案です。
さて、来年の4月は都議会議員選挙だということです。豊洲問題は、都民にとって選択の指標の一つとなることでしょうね。
どの自治体にもこういう問題はあって、住民目線でチェック能力や提案能力を持つ議員が多ければ多いほど、住民の税金は守られます。東京都の今後に注目です。