地域ケアフォーラム(看護協会主催)と石飛先生講演会(「平穏死」について・・・保険医協会の主催)
2015年11月15日 崎本 とし子 とし子からの手紙
地域ケアや平穏死について考える機会が増えています。
がん治療をして5年目の私は自分の問題として考えて、「私は我が家で旅立ちたい!」と思っています。そのために何が必要か・・・と考え、在宅主治医や訪問看護、訪問介護などの大切さを理解できました。
4年前に「自分の主治医と看護師」を見つけようと情報収集をしていた時に出会ったのが、赤瀬佳代さん(看護師)でした。この人になら頼れるなあ…と思いました。
縁あって、今は訪問看護ステーションをともに経営するパートナーです。彼女の理念を確認できるうれしい機会がありました。14日(土)に看護協会が企画した地域ケアフォーラムです。シンポジストとして赤瀬さんは参加。私は会員としてフロアーにて参加しました。
「寄り添う看護」の中身を事例を通して話しました。「看護師がケアすれば何が違うのか」を示せることが必要なのだ…と熱く語りました。奈義クリニックの松下先生や土居教授(岡山大学)の話も共感できることが多くありました。
赤瀬さんの無茶ぶりで私もフロアー発言をしました。「地域医療には「住民と暮らす感覚」が大切といきいきサロン「晴ればれ」の規格のことを少し話しました。
がん患者として、「一人でも我が家で旅立てる時代になってきた・・」と希望を感じるシンポジウムでした。住民参加でこういう企画を増やしていきたいものです。
今日は、「平穏死」を提唱される石飛先生の講演会です。先生にお会いするのは2度目です。NHKスペシャルで先生の勤務されている特別養護老人ホームが取り上げられた際の先生のお顔を見て前よりずっと優しい顔になられたと思いました。今日もお会いするのを楽しみに参加いたします。14時からジョリービルです。