DV防止サポートシステムをつなぐ会岡山主催のDV防止啓発パネル展とバザー
17日に恒例のDV防止啓発パネル展とバザーを開催しました。NHKなどで報道されて、11時開始までに人の列ができました。今年もたくさんの物資の提供を受け、バザーは大盛況でした。「いいものが安い!」と定評のあるバザーですので、飛ぶように売れて、ほとんど完売しました。売り上げはすべて被害者支援などに活用します。
12時過ぎに多忙の中を、市長も来てくださいました。
超党派の議員と市民が共同で実施するこの取り組みは、女性議員さんたちの力量を感じる取り組みでもあります。顔と顔の見える関係で、しっかり連携してDV防止や被害者支援の施策が進んでいくことを願っています。
岡山市は「男女共同参画条例」でDV防止や被害者支援を明記している市です。
がん患者の一人として思うこと・・・総選挙で「社会保障詐欺」の政治を終わらせたい!
「働けど働けど暮らし楽にならず、じっと手を見る」
「納めても納めても福祉安心にならず、詐欺に気づく」
「保険あっても介護なし、ウソつく国に審判を!」
がん告知からもうすぐ5年、私は5年前の12月24日に子宮体がんの告知を受けました。それから治療し、来年が5年経過の、「卒業」の年です。(そう信じています)この間、がんサロンを続けながら、「おカネの切れ目が命の切れ目」になる政治だけは変えたい・・・と声を上げ続けてきました。「がん患者お金との闘い」(岩波書店)を読んだ時の衝撃を忘れません。「たとえがんになっても自分らしく生き抜ける岡山県」(がん対策推進条例)をつくるには、経済的負担の問題を含め、治療環境を改善することがとても急務なのです。高額限度額負担を増やす方向など到底認めることはできません。(所得により、高額限度額を増やそうとする動きがある)
Kさんは分子標的薬の投与を受けていますが、週に一度の点滴で自己負担が6万円です、つまり月24万円・・・。高額限度額は80100円(4か月目からは44400円)ですが、それでも収入が減り、多額の医療費負担です。
私たちは経済的負担の軽減を強く望んでいます。「どうせ治らないのなら、少しでも家族にお金を残したい・・・」と言って、効果のある抗がん剤を断念する患者さんもいます。「生きていていいのだろうか・・・」と患者は苦悩し、葛藤しているのです。そんな現状をどれくらいの政治家が知っていて、わがこととして仕組みのことを考えてくれているでしょうか。
ぶれずにいつも寄り添ってくれるのは、日本共産党の議員さんでした。(もちろん個人的には支援いただいている他党の議員さんもおられます。感謝しています)ぶれない議員さんを増やすことはがん患者の命を守ることにつながるなあ・・・と実感しています。
消費税増税は社会保障には使われていないことが明白です。がん患者は消費税負担が増えても仕組みがよくなるなら・・・と考えていた人が多くいました。でもそうならず、混合診療の話が出てきた・・・。私たちは先進医療を含めて、安全審査を早く行い、保険診療につなげてほしいと願っているのです。「今の政治はなんか違う・・・」と私は思います。
所得が健康に反映している・・・、低所得の人は健康状態が良くない・・・という調査結果が出ています。経済格差社会は、いのちの格差社会につながっています。いのちの格差を広げる方向にはストップをかけたい!
いのちは何より大切です。人生は一度きりです。「自分らしく生き抜くことができる社会」を願い、今度の総選挙には関心を持ち、行動していきたい・・・と思います。