「岡山市のがん条例を作ったことは誇り」と。
2018年10月24日 崎本 とし子 とし子からの手紙
先日、市民会館を考える会に参加した時、H市会議員さんにお会いしました。久しぶりでした。
岡山市がん対策条例を作った時の保健福祉委員長をしておられました。超党派で作った政令市初のがん対策推進条例は、約1年かけて文案作成、参考人聴取、保健福祉委員会での繰り返しの審議、市民のパブリットコメントなどの手続きを経て作られたものです。議員提案の条例策定は岡山市議会として初めての経験でした。
私は同じ委員会の委員として、がん患者当事者の思いを込めて提案から策定にかかわりました。本当に思いを込めて文案作成にかかわりました。当事者の声を反映するがん対策を・・・と仕組みづくりを盛り込んだことやたとえがんになってもその人らしく生き抜ける岡山を盛り込んだことは今でも先駆的だったと思います。
条例は今も生きていて、その後条例に魂を入れtるのは患者団体の活動そのものだと思い、活動を続けています。当事者が発信をやめてはいけないと思っています。条例を絵に描いた餅にしたくありませんから。
そしてその活動は、この岡山のがん対策に役に立っていると確信できます。
保守系の議員であるH議員は私に「がん対策推進条例を作ったことは今でも誇りに思っています」と話してくださいました。
本当にうれしかったです!
社会の役に立っている・・・ということが人が生きていくのには大切なことです。