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「傷ついた兵士を看取るよりも戦争のない平和な日本を!」・・・忘れられない言葉
2018年1月9日 崎本 とし子 とし子からの手紙
私は、憲法9条を守ろう・・・という思いを込めたブローチやペンダントなどを帽子や服につけ、装いの時に取り入れるようにしています。
「それは何ですか?」と尋ねてくれたらそれからが対話です。「これ憲法9条の9なんです。どうしても守りたいから・・・・」などと答えます。看護師であれば、「戦争の時に看護師が傷ついた兵士に毒薬を手渡さなければならなかったこと、二度といのちを奪うような悲惨な体験を繰り返してはなりません。」と。
私は、看護学生のころ自治会活動をしていました。看護学生自治会連合会の合言葉は「傷ついた兵士を看取るよりも戦争のない平和な日本を!」でした。
尊敬するナイチンゲール記章を受賞された川島みどり先生は最近9条を守ることにかかわって発信を続けておられます。
看護理論でも若いころ影響を受けた偉大な先輩です。日赤看護学校の卒業で、その言葉からは多くの先輩が戦場に行かなければならなかった事実を踏まえて、戦争を繰り返してはならない・・・という思いが伝わってきます。
看護師は命を守ることを仕事にしている職業です。「傷ついた兵士を看取るよりも戦争のない平和な日本を!」という言葉を改めて胸に刻み、微力を続けたいと思います。