がん体験を語る・・・「検診で命を守る」講座(中区愛育委員会)
2012年7月10日 崎本 とし子 とし子からの手紙
中区愛育委員の研修会で(テーマ「検診で命を守る!」)がん経験者から学ぶということで、私の経験を元に話をさせていただきました。あけぼの岡山のMさんとご一緒でした。
女性のがん死亡が増えています。30代からの乳がんや子宮がんです。検診で早期発見をして、早期治療につながって欲しい・・・という思いを語りました。
がんの正しい知識を持とう!正しくしれば不要な不安を持たなくていいこと。がん患者の前人的「痛み」のこと、一人で悩まなくても相談場所のあることを知って欲しいこと。たとえがんになっても安心して暮らせる社会を作ろう!岡山市はがん対策条例のある町(全国では自治体は8箇所しかもっていない)、法や条例を活かして、いい仕組みを作ろう・・・の思いを伝えました。資料も提供しました。
早期発見の主役は、がん検診です。検診呼びかけをする愛育委員さんは必ず受けて、周りの人にも一声かけよう。自分のことを大切に、自分の体にしっかり関心を持って欲しい!
私がここにいられるのは、検診を受ける習慣があったから・・・です。私が元気でいることがみんなの希望になる・・・と看護師さんから言われています。「おかあちゃん」がいなくなってはいけません。若い子育て世代のがんの早期発見はとても大事です。緩和ケアなどには触れることができませんでした。
みなさん、とても熱心に聴いてくださって、さすが愛育委員さんだと思いました。すてきな花束をいただいて、感激でした!