東北支援(2) »
4回目の東北支援報告(1)
2012年5月29日 崎本 とし子 とし子からの手紙
25日、伊丹空港から仙台空港へ飛ぶこと1時間。9時ごろの新幹線で岡山を出て、13時過ぎには仙台に到着。仙石線で本塩釜へ。15時前には到着した。(以外と近いでしょ)降り立つと、なんだか緊張する。仙石線の下馬駅近くの坂総合病院をみると、1年前がよみがえる。
たんぽぽが咲き、藤の花が満開・・。季節は、やはり1ヶ月近くずれている感じだ。
半年ぶりの塩釜市内を歩く。塩釜港近くの仮設市場で、話しを聞く。「まだ、やっと片付けが終わったところ・・・まだまだ・・・」とのことだった。みんな懸命に生きている。手作りの「藻塩」を購入。職人技で創る塩は、おにぎりを作るとおいしい!(一袋500円です。職人さんがんばれの思いをこめて、10個購入)
夕食は、別便で東北旅行中の先輩4人と、久しぶりにお会いする蜂屋食品の社長親子と共に・・・。被災時は1週間海水が引かなかったという地元の寿司屋さん(がんばって再開)で、食事をしながらいろいろ話をする。
申請して「壊すお金」が出たところが、やっと解体して更地が目立つようになったが、申請が遅れて対象から外れると、もうそのままになる・・・とのこと。同じ被災をしても、できるところとできないところがでてきて、大変だ・・・と。
「消費税が上がったりすれば、商売もたいへんなことになる・・!」と・・・。被災時の様子を先輩たちも関心をもって聞いておられた。私と蜂屋食品のご縁についても知っていただき、坂総合病院のご縁もあり、話は大いに盛り上った。
さすが塩釜、にぎり寿司のおいしいこと!「藻塩」をつけて、まぐろのにぎり寿司を食べたのは、生まれて初めてだった。
ホテルには、作業服姿の労働者が多く宿泊していて、復興事業で働く人が多い様子だった。