「あんぱん」ロス
2025年9月29日 崎本 とし子 とし子からの手紙
朝ドラ「アンパン」を見ていました。毎朝が本当に楽しみでした。中園ミホさんの脚本は素敵でした。伝えたいことが伝わってきました。
キャスティングも良くて、楽しめました。
アンパンマンは私が看護学生の頃のの作品です。(1973年に絵本発行)
2000年から地域文庫活動をしていますが、絵本アンパンマンを読むことはありませんでした。縁遠いアンパンマンでした。
今回のドラマが私を引き付けたのは、やなせたかしさんの人生訓なのだと思います。戦争を体験したやなせたかしさんが生涯をかけて追及した「逆転しない正義」。
「本当の正義というものは決して格好のいいものじゃないし、そのために必ず自分も傷つくもの」
「誰かを助けようと思ったら自分も傷つくことを覚悟しなければならない」
「捨て身、献身の心なくしては正義は行えない」たとえ自分は弱くても・・・・。
そういうやなせたかしさんの信念がアンパンマンに体現されたのですね。
自分さえよければいいという風潮が強まる中で、困っている人がいれば助ける生き方・・・は日本共産党員の生き方です。
困っているところに日本共産党あり・・という立党の精神に通づるものだと思います。
「あんぱん」ロスになりそうですが、次の朝ドラも楽しみにしたいと思います。
やなせたかしさんの著書は読み直したいと思います。