地域医療を守れ!・・・11/20「国民医療を守るための総決起大会」
2025年11月21日 崎本 とし子 とし子からの手紙
地域医療が存亡の危機にあります。診療報酬が上がらず、医療スタッフの賃金を上げることができません。コロナ禍で命がけで頑張った医療関係者が「もう限界」と職場を去る事態です。大学病院をはじめ、地域医療を担う中小病院や開業医などは6~7割が赤字です。赤字では事業を継続できません。突然廃業というようなことが起きるているのです。
地域の病院やクリニックが廃業して困るのは誰ですか。・・・私たち利用者です。
20日に、国民医療推進協議会(医師会、病院協会、その他専門職団体)は、診療報酬の大幅な引き上げを求めて、総決起集会を開きました。思想信条を超え、国民の医療を守るために声を上げたのです。
政府(維新と自民など与党)は、OTC類似薬の保険外しやベッド削減などで医療費など社会保障費の総額を減らそうとしています。(現場をわかってないか?わかっていて命を削る確信犯か)
決議は「心底反対」という言葉で採択されました。各地方の医師会からは診療報酬の10%引き上げを求める声もありました。
私は看護師です。働いても働いても賃金が上がるどころか据え置き、引き下げ…というのでは現場の質は守れません。命を守るために「献身している」多くの医療スタッフはもっと評価されていい!!と私は思います。
軍事費よりも命の予算を!軍事費よりも介護の予算を!軍事費よりも暮らし優先!!の声を上げ続けていきましょう!
12月末を目指し、来年度の診療報酬改定の審議が続きます。注目です。


