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紅麹サプリの健康被害で思う

2024年3月31日 崎本 とし子 とし子からの手紙

やっと春爛漫。

自民党の裏金問題の報道量が減り、紅麹サプリの健康被害問題の報道量が増えてきました。(裏金問題は企業献金廃止までいってほしい)

さて、機能性表示食品の仕組みの導入は2015年。それまでは栄養機能食品と特定機能食(トクホ)の2種類だったものが、「規制緩和」されたのです。トクホは効果や安全性の科学的根拠を国が食品1つごとに審査し許可するのに対して、機能性食品は企業の届け出だけで臨床試験もされず国の審査もないのです。トクホでも過大広告が問題になっており、最近の健康食品の「宣伝」は気になります。

テレビやラジオ、新聞で健康食品の広告はすごいですね。

高齢社会で、何らかの健康不安を持つ人が多い中で、決して安くないこういう健康食品やサプリを購入している人が多いと感じています。

私は愛育委員会の定例会を通して薬剤師さんを呼んで学習したことがあります。その時の忘れられない言葉は「やめる勇気を持つこと」「主治医に必ず相談しておくこと」でした。

今紅麹サプリの深刻な健康被害を知り、規制緩和で国の責任を放棄し、企業に「儲け」の新しい仕組みを作って、国民に「自己責任」を押し付ける政治に怒りがわきます。

2015年といえば安倍総理のころのことです。維新の会は規制緩和の急先鋒です。大阪市に本社がある小林製薬。維新の会が影響力を持つ大阪市の行政の対応の遅れも気になっています。

より健康になろうと思っている人が、健康食品でなくなるのは本当に理不尽です。きちんと原因追求と機能性表示食品の仕組みの是非を審議し、健康を守る仕組みを考えてほしい。