「資格確認書」と「(今の)健康保険証」はどこが違うの?・・・今のままでいいのでは?
2023年8月7日 崎本 とし子 とし子からの手紙
政府はマイナ保険証問題で噴出した問題を「整理」されているようです。今でも国民の過半数が反対です。(当然です)
先日の岸田総理の会見を聞いていました。資格確認書は申請がなくても発行する、期限は5年を上回らない(1年にするのか5年にするのかは未定)、いまのところ来年秋の移行は変更しないが結論は先送する・・・など。それなら今の保険証でいいじゃないかと思える内容でした。
要は政府として決めて進めてきたから「来年秋の紙保険証廃止は今は変えない」。でも、調査結果によっては変更もありうる?
「資格確認書」は別に今の紙保険証と変わらない。名前を変えたり、少しでも仕組みを変えると手間とお金がかかるだけです。何故、潔く「当面は併用する(つまりは実施延期か中止)」といえないのか。
7月月末に国保の1年分の保険料を全納しました。その金額は約27万円余。介護保険料と合わせると私は月約34000円を支払います。
そして、窓口負担は69歳ですから3割です。来年70歳になると2割になるのかな?年金から引かれる市県民税、各種保険料などは結構な負担です。年金生活者は生活費に使えるお金はいくらなのかきちんと考えて予算生活をしなければ赤字になります。このところの物価高には閉口する毎日です。
紙の健康保険証を変更せず、だれでも病気になれば病院にかかれる仕組みをきちんと作ってほしいです。持病のある私には切実な願いです。
マイナカードとマイナ保険証問題はわかればわかるほど「カード会社」など関連企業のための仕組みづくりを急いでおり、情報が業者に流れることは明々白々だと危機意識を持っています。
「行政手続きが簡単になり、うれしい!」とおめでたく笑えないのは私だけではないと思います。