大雨と感染拡大・・・不安でうつとフレイルが増えることが心配
2021年8月19日 崎本 とし子 とし子からの手紙
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大雨による災害報道に胸が痛みます。コロナ感染症は過去最多の数字が並びます。不安が募ります。
岡山は307人、岡山市は139人の感染者です。今は20~50代が多いので本当に気になります。子育て中の人が多いし、社会的役割を持つ人が多く、影響も大きいからです。
東京は医療崩壊。若い人たちが自宅で命を落としています。高齢者は報道を聞いて、ますます自粛です。動かないことはフレイルを起こし、しゃべらず自宅にこもり、気分は鬱に・・・・。1か月もあればすっかり体調は悪化します。
高齢者のサロンを運営している私は、悩みます。感染を考えると集まることはたやすいことです。やめることは本当に簡単です。でも、そのリスクを思います。
元気いっぱいだった一人暮らしの90歳の男性は、週一度通っていた卓球教室が休止し、2か月でサービス付き高齢者施設へ入ることになりました。一人暮らしで、社会とつながる唯一のつながりがなくなると、簡単にフレイルが進むのです。
回復するには休んだ期間の倍の期間が必要です。
感染対策をきちんとして続ける道を選びたい・・・という思いで、みんなと相談です。
パンデミックの中で開催されたオリンピック、これから開催予定のパラリンピック。史上最大の感染の中でもやはり開催するのでしょうか。
「パラ五輪よりいのちが大切」と政治決断をすることに遅いことはないと私は思います。