今日は「岡山市平和の日」
2020年6月29日 崎本 とし子 とし子からの手紙
今日は岡山市平和の日です。75年前、終戦まじかの6月29日未明、138機のB29爆撃機が襲来し、岡山市は空襲を受けました。岡山の町は廃墟になり、2000人近い人のいのちが奪われました。
岡山シティーミュージアムには岡山空襲の展示があります。「岡山空襲のことは岡山市が残さなければならない」と長年の市民運動で実現したものです。微力ながら私もかかわらせていただきました。かかわられた多くの皆さんの思いを忘れることはできません。
「再び戦争はしない」という決意が憲法9条です。戦争体験者は「戦争で亡くなった人々の遺言状だ。戦争があったことを決して風化させてはならない。」と思いを込めて話されます。
私の身近なところでは、父の兄と弟(私のおじたち)が戦死しました。戦争を二度と繰り返してはいけない。戦争体験のない私たち世代ですが、親世代から戦争体験を語り聴いた「追体験者」です。戦災や戦争犠牲者の体験の事実を語り伝えていきたいと思います。
今日は三勲・旭東九条の会で、朝宣伝です。若い人たちに「75年前に戦争があった。今日は岡山大空襲の日」だと知らせたいと思います。
9時には国清寺の鐘を打ち鳴らします。お寺には毎年ご協力をいただいています。
憲法9条を変えようとする安倍政権のもとで、憲法9条の「意味」を考える岡山平和の日です。