71回目の憲法記念日・・・メディアの調査で安倍改憲「反対」58%、憲法9条を「評価する」人70%
2018年5月3日 崎本 とし子 とし子からの手紙
今日は憲法71回目の記念日です。夫と同級生なので忘れません。まだ「戦後」72年といえることがうれしいです。戦後が続くことを願っています。
世界大戦で2000万人もの人々を殺戮(日本は侵略国家だった)し、国民も300万人がなくなった悲惨な体験から今の憲法は生まれました。国民主権(前は天皇主権)、平和主義、基本的人権の尊重が特徴です。「戦争放棄」を明記した憲法は日本以外に世界のどこにもありません。
この憲法9条を変えようとしているのが自民党です。
でも国民は違う・・・。3日のメディアの世論調査では安倍政権の下での改憲に「反対」は58%(昨年は50%)、「賛成」は30%(昨年は38%)です。9条に3項を追加するという安倍改憲に賛成は39%、反対は53%です。
憲法9条を評価する人は70%に上り、「安全保障を考えるうえで軍事的な面と非軍事的な面ではどちらが重要か」の問いに、「非軍事的な面」が82%、「軍事的な面」が12%でした。
国民の憲法9条を変えてはならない・・・という声は明白です。まして、嘘つきの安倍政権には憲法を触らせてはならない・・・と警戒感を持っているのではないでしょうか。
私は憲法を変えるのではなく憲法違反をする政治を変えるほうが先だと思います。今の憲法は103条あり、なかなか先駆的な内容を持っています。憲法を活かして間違った法律を改め、憲法の理念を活かす政治を望みたい。だから憲法12条にあるように「国民として不断の努力」を続けたいと思います。
私はこの国の主権者です。