追悼・・・・106歳で逝ったOさんへ感謝!
13日、とてもお世話になったOさんが亡くなりました。106歳でした。「眠るようにいきました」と息子さんから聞いて、立派に生き抜かれたなあ・・・と思い、自然にお辞儀して「お世話になりました。ありがとうございました。」と心の中で言いました。
医療生協の班長さんとして、地域でボランティア活動を長くされました。私は市議会議員に立候補したころ(33歳)からずっとお世話になり、いつも温かい声をかけてくださいました。3人も子供がいるのに議員をしていることに「苦労が多かろう・・」という心配をしてくださっていました。人望のある方でした。多くの人に慕われて、頼りにされていました。よくご自宅で集いを開いてくださいました。
Oさんの子育て時期は戦後直後で、私は戦争中の話や戦後の苦労話を聞かせていただき、体験を冊子にまとめさせていただいたりもしました。 母の子どもを思う心が伝わり、「戦争はいけん」という思いが伝わりました。昨年の10月の中区市議補欠選挙に家族とともに投票に行かれるなど、主権者として最後まで生き抜かれました。(スゴイです!)
女性が選挙権をもってまだ70年余。Oさんは選挙権のない時代を生きられたのです。選挙権がある意味をよ~く解かっておられました。
人は生きてきたように旅立つ・・・と私は思っていますが、Oさんはまさに人のために生きて、自分のことは自分ですることを目標とし、本当に見事に生き抜かれたなあ・・・と思います。ほとんどご自宅で過ごされましたので、ご家族の皆様がよく支えられたと思います。どうぞお疲れが出ませんように・・・・。心からご冥福をお祈りします。
63歳は今日で終わり
私は1月に今年やりたいことや心がけなどの目標を決めます。
明日は64歳の誕生日。63歳の一年を振り返ると、「生かされていることに感謝し、最期まで人の役に立つ人でありたい」「笑顔の人でありたい」「傾聴の人でありたい」の心がけをあげ、自分を自分で裏切らない生き方はできたかな・・・と。
2度のがんを体験した私が元気でいることが「がんの患者さんの希望になる」と考え、無理せず、ゆっくり、楽しんで病気知らずで1年を過ごすことを目標にしていますが、「休むこと」を自分に言い聞かせないと実行できない「せっかち」な私です。
生き急ぎたくないのに・・・。
さて、今年もしたいこととしなければならないことを、バランスをとりながら生き抜きます。手帳に「信条」を整理して、今年の柱を決め、優先順位を決めて具体化していくのです。最近は次の世代に残すこと・・・を考えるようになりました。
毎年新しいことにチャレンジします。時々手帳を読み返しながら、今年やることができているか・・・を自分に自分で点検するのです。いい一年にしたいです。