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被災地には行けなくても・・・・

2016年5月2日 崎本 とし子 とし子からの手紙

九州地方の地震で被災地の報道がされると現地の苦難が感じられ、飛んでいきたい気持ちになります。

阪神淡路大震災の時も、東日本大震災の時も私は被災地へ行きました。いつも志願して民医連の医療支援に加わり看護師としての支援で被災地に行き、避難所に泊まり込みました。「せっかく看護師なのだから・・・」という思いがありました。

阪神淡路大震災の時、神戸の長田区で1200人の避難所に入り生活支援をした経験は、私の人生の大きな貴重な体験となりました。岡山市議として、岡山市の防災対策への提言を繰り返し行う原動力にもなりました。

「被災地では、医師や看護師に大したことができなくても存在すること(そこにいること)が安心につながるんだよ・・・。」という神戸協同病院院の上田院長の言葉が忘れられません。

今回も被災地の報道に触れるたび、胸が痛くなります。行ったらできることがあるのに・・・・と思えるからです。

でも今回はこの時期に行くことができません。

甲状腺がんの治療で、9日入院、10日の手術を控えているからです。被災地支援に行く人は健康であること、体力があること、自分のことを自分でできることが前提条件です。「今の私」は条件を満たしていません。でも何かできないか・・・・といつも考えています。

住宅破損が深刻な被災地ではこれから長い支援が必要です。関連死のことが気がかりでなりません。元気になって一度は被災地へ支援に行きたいと思います。そして、現地へ行かなくてもできることをしたいと思う・・・・。

東北は5年たってなお仮設住宅がなくならない状況で、今も大変な状況です。5月の下旬に行く予定だった東北支援も延期していますが、「10年通う」という約束を果たすために、健康を取り戻して必ず今年も行きたいと思っています。