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終戦の日
2018年8月16日 崎本 とし子 とし子からの手紙
15日は終戦の日。73年前のこの日、アジアの人々2000万人以上、国民300万人以上の命が亡くなった長い戦争が終わりました。すごい犠牲者です。どの家からも戦死者が出た・・・。だからお盆はどの家でもご供養がされます。私の叔父二人(父の弟と兄)も戦死。父は71歳で亡くなりました。戦後戦犯に問われた父は、地域の皆さんの嘆願書名で救われた・・・と。地域のために献身する戦後でした。
おびただしい数の命を奪い去った戦争はにどとくりかえしてはならない・・・!これが戦争体験者のおもいであり、日本国憲法はそれを体現して作られました。国民の総意で制定されたのです。
日本国憲法は戦争犠牲者の遺言状です。この思い残し切符をしっかり先人から受け取って、「たゆみない努力」で憲法を守り抜くことが、終戦の日の私の誓いです。
昨日の天皇の追悼式での言葉には、同じ思いが込められていると感じました。歴史を正しく認識し、二度と戦争の道は歩かない。そういう政府であってほしい。憲法9条は何としても守り抜きたい。
そんなことを思う終戦の日です。