東京行きの裏話
久々の東京行きで、交通費を安く出来ないか・・・と見つけたのが、早得きっぷです。岡山ー東京間を24000円(通常より7680円お徳)。これでホテル代を出せる!・・・と思いました。
ところが、ホテルは新大久保あたりならビジネスホテルがいっぱいある・・・と思っていましたが、3日前に予約をしようとネット検索しても満室ばかり・・・。範囲を広げて探しましたが、ホテルと名のつく宿泊所はなかなか見つかりません。
高田馬場で「多摩旅館」というのを見つけて連絡し、「一部屋空いている・・」とのこと。素泊まりで5000円。(安い!)
かくして当日多摩旅館へ到着したのは、20時30分ごろ。レトロムードの旅館です。食事はなし、風呂は家庭風呂を順番に使う、部屋の鍵はなし(このあたりは治安がいいので、24時間玄関も開けてある・・とのこと)、トイレは各階に1箇所、外国の人が多く外国人は4500円だとか・・・。(イタリアの青年に出会ったら、ニッコリ笑ってくれた)「一番いい部屋」を使わせていただくことになりました。
くたびれていたので、10時前に布団に入ると、グラグラ揺れるではありませんか!地震です!細い柱やサッシではないガラス戸がぎしぎし音を立てるのです。震度4ぐらいかな・・・と思いながら、崩れるな・・・と願っていました。やっとおさまった頃、テレビもないので、すぐ夫に電話。「埼玉震源の地震のようだ。テレビもないんか・・!」と夫。そして、ゲラゲラ笑うのであります。数分後にもう一度地震がありました。でも幸いに震度は弱く、事なきを得ました。(よかった!)
翌朝、9時過ぎにチェックアウトをしようと思い(料金は到着時に支払っていた)、あいさつしようと声をかけるも返事はなく、また部屋に戻ってメモを残し、旅館を後にしました。いやあ、とても夢のような、非日常を体験したなあ・・・と楽しくなりました。そして、研修へ・・・・。
終了後、19時20分過ぎの新幹線に乗りました。岡山行きです。姫路を過ぎると、なんとその車両には私だけ・・・!?貸切り状態です。新幹線の貸切りは初めてでした。私の珍道中は無事に終わりました。次回もあの旅館にもう一度泊まろうか・・・と思いましたが、地震の揺れを思い出し、次回は違うホテルの予約お早めに済ませました。