9・11原発再稼動抗議デモへ・・・震災から2年半
2013年9月11日 崎本 とし子 とし子からの手紙
避難者28万9611人、死者15883人(関連死は2600人を超えました・・・)、行方不明者2654人です。
仮設住宅から出られるメドは立っていません。復興住宅はまだ必要数の2%に足らず、メドがたったのは20%程度・・・・です。先が見えない避難所暮らしは、いのちを脅かしています。
私が今年支援に行った七が浜町の仮設住宅では、高血圧の人が多く、不眠などの常態化で、健康不安を訴える人が大勢おられました。そんな状況の中で宮城県だけが、医療費助成を打ち切りました。(岩手、福島は継続中)
心配していたとおり、受診抑制が起きています。昨年同月比で約10%も請求件数が減ったというのです。隣の家の声が聞こえる、明かりが漏れる・・というような劣悪な環境での暮らしで健康が改善されるとは思えません。
貯金を取り崩して、医療費に当てる暮らしはどれほど不安でしょうか。
「生きてこの仮設住宅を出ることはできない・・・」と話した84歳の女性の顔が思い浮かびます。現状を知った上での政府の対応を求めたい!!!
いのちを、生きていくことを諦めさせる「対応の遅れ」は、一刻も早く改善して欲しい・・・と切実に思います。
今日は9・11原発再稼動抗議デモへ出かけます。9・15に多い原発が点検に入り、稼動ゼロになります。申請をしている電力各社は汚染水問題を見てどう思っているのでしょうか。原発はどう考えても廃止しかありません。「いのちより経済」なんてありえませんよね。
デモに参加していた石村智子さんが、中電交渉の報告をしてくれました。中電は島根原発再稼動や上関原発推進を考えているようです。みなさん!よく考えて行動するのは「今でしょ!」