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がん患者団体と県議さんとの懇談会

2013年4月17日 崎本 とし子 とし子からの手紙

15日、1年半ぶりにがん対策推進のためのがん患者団体と「がん議員連盟」(内山議長が会長)との懇談がありました。

私は初めて参加しました。がん議連には、50名を超える議員が参加しておられますが、懇談は幹事さんと会長、副会長、事務局長など9名の参加でした。患者団体からは、8団体が参加。岡大病院腫瘍センター長の田端先生ががん治療について講師をしてくださり、当局から新計画の説明があり、懇談に入りました。

発言時間が少ないので、あらかじめ資料を送り、私は次のようなことを発言しました。

いい計画が出来た。実現のために共同したい。がん拠点病院を県北に1つ増やす内容になっているので、実現したい。議会としても目標指標の実現に尽力を!

そのために、がん対策推進協議会のメンバーは、福祉関係者や教育関係者、企業の代表などを追加して欲しい。(今はゼロ)がん患者の実態調査結果について知らせ、新計画の取り組みを周知するシンポを取り組んで欲しい。教育委員会の復職届の様式の改善を求めて欲しい。など実現可能な提案をしました。

そして、がんサロンで出されている切実な声を伝えました。1、治療費負担が重く、治療継続が出来ない人がいる・・・高額療養費の上限をさらに引き下げて欲しいと願っていること。2、がんと就労の問題、3、リンパ浮腫などを含め、保険適応がされず患者負担が多い問題など、「たとえがんになっても安心して暮らせる社会の構築」の部分で発言しました。

何しろ一人3分程度ということでしたが、私は5分いただいてしまいました。他に、がん教育の推進、企業啓発、就労推進のために社労士やハロワークとの連携、ストマートイレの増設や障害者医療制度では岡山市のように3級までを対象にして欲しい(広島県は3級までが無料)、介護保険の年齢制限を緩和して、治療中の介護支援の充実を、小児がんの取り組み、・・・など発言があり、県条例を切望している・・・患者団体の声が出されました。

会長は「いい計画ができたので、条例が無くても当局はがんばるといっているので、推移を見たい」と発言されました。私たちがん患者団体は、2年以内に県条例をぜひとも創っていきたい・・・・と考えています。計画の実行を上げるためにも必要です。全国では、すでに23県がつくり、予算の確保が出来やすくなるなどの効果が上がっています。

真剣に耳を傾けてくださった議員が超党派で取り組めば必ず出来る・・・!と私は確信を持っています。岡山市がそうであるように、条例は必要である・・・と改めて思っています。今後の県議会の動きを注目したいと思います。

コメント2通 “がん患者団体と県議さんとの懇談会”

  1. ちょびちゃん さん:

    とてもいい懇談ができたんですね。もう少し時間をとってくれたらいいのに・・・とも思いましたが、一歩づつですね。これからも定期的に懇談の場をぜひ持って欲しいです!!

  2. 崎本 とし子 さん:

    継続が力です。2年以内に県にがん条例を作りたい!と思っています。切実ながん患者の願いが議員さんに届かないはずはありません。がんばりましょう!

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