軍事費400億円増、「35人学級」は見送り、生活保護費削減・・・自公政権おかしい!
2013年1月27日 崎本 とし子 とし子からの手紙
国の予算編成が進行中です。生活保護費の削減は3年で8,3%削減の方向です。
あれほど「教育再生」をいっている安倍内閣が、中学3年まで拡大しようとしていた35人学級をやめたそうです。すでに実施している小学1年、2年の制度は残すそうです。なぜなのでしょう・・・。いじめ対策としても必要なのは、学校の人の確保です。この機に、教員を増やし、ゆとりを持って子どもたちとかかわれる環境をつくることこそ政治がすることではないでしょうか。
一方で、軍事費は400億円増やす・・・という報道がされました。公共事業費が増えるようです。故郷の愛媛でも「立ち止まっていたダムが復活した・・・」と聞きました。生活密着ではない「大型公共事業」はゼネコンにはいいけれど、地域の中小業者にはお金はまわりません。今まで散々やってきて、ダメだった・・・といわれていることですよね。
麻生大臣の「高齢者はさっさと死ねるようにしてもらいたい・・・」発言は、個人的な考え方らしいですが、そういう考えの大臣が、中心で予算編成をしていることが恐ろしいですね。この人は「さっさと死ねるような環境をつくろう・・・」とするのではないかと・・・・。思ったことを正直に言う大臣の発言には、これからも注目したい。(そういえば総理大臣のときも正直な発言がいっぱいでした・・)
「人」から「コンクリート」への逆流の政治は、国民との関係でますます矛盾を激しくしていきます。「参議院選挙まではなんとか鎧を隠して・・・」という様子が見え見えです。
政治は諦めて、「お任せ」にはできません。毎日のマスコミ報道に「おかしい」と気付き、ちゃんと判断できる国民は増えている・・・と思います。
朝ドラのメッセージ「女が諦めたら終わりだよ!」をしっかり受け止めたい・・・と思います。