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選択的夫婦別姓制度を実現したい!・・・経団連も要望

2024年6月12日 崎本 とし子 とし子からの手紙

愛媛の100%ジュースが届きました。おいしいです。

今朝ドラは戦後の日本国憲法のもとで民法改正に取り組む主人公の姿を描き、家庭裁判所の仕組みを作ろうとしています。

私が興味深かったセリフがありました。民法改正に反対する大学教授が

「今、戦後の混乱で家族はバラバラになり苦しんでいる人が多い。ここで姓まで別々になれば家の一体感がそこなわれる・・・。」

これに反論した主人公は

「先生の息子さんが妻の姓になったら、それまでの先生の息子さんへの愛情は変わるのですか。」と。

かつて(2000年ごろ?)、選択的夫婦別姓制度の実現を求める市議会への陳情をめぐり、自民党系の議員が反対するにあたり語った言葉を思い出しました。

その人は若い人でした。(今も自民党県議です)

私「どうして反対なんですか」

O議員「だって名前(姓)が違うと家の一体性が壊れるでしょう。」と。私はびっくり仰天!

私「あなたは名前が同じでないと夫婦関係や家族が壊れると考えているのですか。あなたの家族は名前を同じにしているから保たれてるの?」と。

返事はありませんでした。これは年齢や生きてきた時代ではなくて、考え方にある…と感じました。「家父長政治」が大好きな人々には受け入れられないことのようです。(統一教会や日本会議の考え方?)

日本の「家父長制度的な考え方」は日本のジェンダー平等を阻害してきました。まだまだ色濃くあちらこちらに残っています。「日本らしさ」だといって・・・。もちろん憲法に反していると私は思います。

でも、それは世界の中では理解されにくいことです。IT会社サイボウズの青野社長は妻の姓に代わり、入国手続きで困った経験を話されています。もはや夫婦同姓を強制することは時代に合わない仕組みなのです。

名前(姓)が変わると業績が継続されず、「誰?」となることなどは多くの人が経験することです。(姓が変わると違う人だと思われますもんね)

長い長い闘いの中で、経団連は政府に選択的夫婦別姓制度の導入を要望するに至りました。さて、政府はどう対応するのでしょうか。注目です!

 

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